テクニカル雑記帳です
npmの--save-dev オプションについてのメモ
–save-dev オプションは、パッケージが package.json のどのセクションに保存されるかに関係するオプションです。
–save-dev オプションをつける場合
インストールするパッケージは package.json の devDependencies セクションに保存されます。
devDependencies に含まれるパッケージは、開発やテストの段階でのみ必要なものであり、本番環境では使用しません。(例:テストフレームワーク、ビルドツール、開発サーバーなど)
npm install hogehoge --save-dev
{
"devDependencies": {
"hogehoge": "^1.0.0"
}
}
–save-dev オプションをつけない場合
パッケージは package.json の dependencies セクションに保存されます。
dependencies に含まれるパッケージは本番環境でも必要なもので、アプリケーションの動作に直接関与します。(例:アプリケーションの主要な機能に必要なライブラリやフレームワークなど)
npm install hogehoge
{
"dependencies": {
"hogehoge": "^1.0.0"
}
}
まとめ
- dependencies:
- 本番環境で必要な依存関係。
- アプリケーションの主要な機能に関与するパッケージ。
- npm install –production 実行時にインストールされる。
- devDependencies:
- 開発環境やテスト環境でのみ必要な依存関係。
- テスト、ビルド、開発支援ツールなどのパッケージ。
- npm install –production 実行時にはインストールされない。
開発やテストのみに必要な場合は –save-dev を使う。
本番環境でも必要な場合は –save-dev を使わずにインストールする。